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[私がアイスワインを好きなわけ]

アイスワインの、とてもクリアで、ブドウそのものの濃縮された甘さはデザートワインの中で飛びぬけていると思います。単に甘ったるいだけのワインでなく、アイスワインが持つ良質な酸味が全体のバランスを引き締めて心地よい余韻を感じさせてくれます。アイスワインは生活を豊かにします。一口飲んだだけで幸せな気持ちになります。食後にチーズとアイスワインがあれば一日の疲れが吹っ飛んじゃいます。私の母も大好きで、私が自分用に買っておいたアイスワインを勝手に飲んじゃう程。彼女はアルコールがダメなタイプで、いままでは全然飲めなかったのに、アイスワインを始めて飲んだ時には「こんなに美味しいワインは初めて!」と大喜びでした。

[アイスワインの種類-ヴィダル]

ユニ・ブラン(別名サンテミリオン)とセイベル4986の交配種。アイスワイン用に開発されただけあって、凍結による果皮の破損が少なく非常に甘みの乗りやすい品種です。輝く黄金色に強い粘性を持ち、ピーチ(特に桃の缶詰のシロップ!)やマンゴー、パイナップルなどの熟した果実の香りを持つ。味わいはハチミツのように甘く、その爆発的な甘さに気を取られがちだが、その奥にしっかりとしたコクとバランスの良い酸味、余韻に若干の渋みをあわせ持ち、肉厚な印象を与えています。タレントにたとえるなら叶姉妹。

[アイスワインの種類-リースリング]

色調は透明感のある輝く金色、ヴィダル同様強い粘性。香りは熟したリンゴ、洋ナシ、パッションフルーツ。そして、ヴィダルと比べて特筆すべきは美しい酸味です。ハチミツのような甘さと、リースリング特有のコクと高貴な酸味のバランスがすばらしく、心地よい余韻がいつまでも続きます。女優にたとえるなら黒木瞳。

[アイスワインの種類-カベルネ・ソーヴィニヨン]

今や世界中で栽培されている高貴品種です。果皮が薄い赤葡萄からアイスワインを造るのは至難の業!通常にワインを造ると渋みのしっかりしたフルボディータイプに仕上がりますが、これでアイスワインを造れば、驚くほどチャーミングでジューシーな仕上がりになります。香りはイチゴやラズベリーなどの赤いみずみずしいベリー系。味わいは、赤ワインの持つ渋みと柔らかな酸味、アイスワイン特有のまったりとした蜜のような甘みのバランスが素晴らしく、一度飲むと普通のアイスワインが物足らなく思えるほどです。そんな才能もあったのかって感じ。恐るべしカベルネ・ソーヴィニヨン。

[アイスワインの種類-カベルネ・フラン]

スティル・ワインでのカベルネ・フラン種はカベルネ・ソーヴィニヨンの補助品種として、ワインにフレッシュさや膨らみを与える役目を持っています。それをアイスワインにすると、酸味の抑えられた、いちじくやアメリカンチェリーのような味わいに大変身します。これまた、クセになる赤アイスワインです。